Bojana Vunturišević 「Daljine」

2017.09.25

ボヤナ・ヴントゥリシェヴィッチの「ダリネ(距離)」です。



元Svi na Pod(スヴィ・ナ・ポッド)のヴォーカリスト、ボヤナさんのソロ・デビュー・アルバム『Daljine(ダリネ)』からのタイトル・トラックです。2015年にスヴィ・ナ・ポッドを脱退してから音沙汰が無かったんですが、今年(2017年)に待望のアルバム・デビュー。そこからのファースト・シングル「Kece, etikete(ケセ、エティケテ:鞄、ラベル)」がセルビアでなかなかの評価を得ているようです。

個人的にはスヴィ・ナ・ポッド時代の元気いっぱいのヴォーカル・スタイルが好きなんですが、こういうどこまでも内面を向いた歌い方というのもボヤナさんの新しい一面を見せてくれていて悪くないです。アルバム2曲目の「Amy i Blake(エイミー・イ・ブレイク:エイミー&ブレイク)」みたいな半径5kmぐらいの独特のスケール感がいいです。
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Крылья Оригами 「На Солнце」

2017.09.22

Крылья Оригами(クリリヤ・オリガミ:折り紙の翼)の「На Солнце(ナ・ソンツェ:日の当たる場所で)」です。



アンプの上の謎の置物、ヴォーカリストとギタリストのマイクスタンドに掛けてある吊り旗の「うまい日本海」と「名物いか焼」の文字が、曲調とその他の映像から浮きまくってます(笑)。で、ちょっと気になって色々と調べてみたところ、この「いか焼」の吊り旗はなかなかレア度が高い感じですね。どうやって入手したのかが気になります(笑)。

クリリヤ・オリガミは1999年に結成されたウズベキスタンのバンドだそうです。やっぱり海のない内陸国の方にとっては「いか焼」という食べ物はインパクトが強いんでしょうか。ざっとYouTubeを漁ってみたところ、ほとんどの作品がロシア語で歌われているというのもなかなか興味深いです。

そんな中からもう1曲「Германия(ゲルマニヤ:ドイツ)」もどうぞ。



アレンジがフィンランドのHaloo Helsinki(ハロー・ヘルシンキ)っぽくていいですねえ。動画ではこういう方向性のバンドっぽいですね(笑)。ということは「ナ・ソンツェ」の方もただ日本語の物を出そうというだけじゃなくて、ちゃんと何が書いてあるのかを分かった上で出している感じですね。あとはもう少し曲とサウンドにオリジナリティが出てくればいいバンドになると思います。頑張れ!

Jamie xx 「Gosh」

2017.09.19

ジェイミーxxの「ゴッシュ」です。



いやあ、中国にこんな所があるんですねえ。動画の中に出てくる「天都公園」で検索したら、杭州市にあるパリを模した有名なゴーストタウンらしいです。とはいえメイキングの映像を見るとけっこう人もいる感じで、住人の方は少ないものの一種のテーマパークっぽい感じで訪れる人がいるみたいですね。日本で言えばハウステンボスとかドイツ村みたいなノリでしょうか。街並の様子とか細かく見て行くといろいろ突っ込み所もある感じで、これは現地に行くと楽しそうです(笑)。

ジェイミーxxさんはイギリスのDJ/プロデューサー。2005年あたりから活動されていて、2010年にギル・スコット=ヘロンの「NY Is Killing Me」のリミックスがデビュー・シングルとしてリリースされてます。これまでに2枚のアルバムをリリースしていて、今回取り上げた「ゴッシュ」は2015年の2枚目のアルバム『In Colour』に収録されています。

Artik & Asti 「Неделимы」

2017.09.16

アルティク&アスティの「Неделимы(ニディリームィ:割り切れない)」です。



コンポーザー/ラッパーのArtik(アルティク:本名アルチョム・ウムリヒン)さんとシンガーのAsti(アスティ:本名アンナ・ジューバ)さんによるウクライナ出身のユニットです。デビューは2011年で、これまでにインパクトのあるヒット曲はありませんが、気がついたらロシアで人気になっていたグループです。この「ニディリームィ」は今年のロシアで大ヒットになってますが、本国のウクライナでは今ひとつという微妙なセールスになっているのも、なかなか謎です。

で、私がこのユニットの名前を覚えた2014年の「Никому не отдам(ニカム・ニ・アットダム:誰にも渡さない)」もどうぞ。



こういう「アク」の無さが特徴のユニットって、なかなか取り上げづらい所があります(笑)。曲のタイトルをはじめ、歌詞やサウンドもどっかで聴いたことのあるヤツをグラインダーにかけた感じで、さらにアスティさんの腰のないヴォーカルが……。まあ、全体的な雰囲気は悪くないどころかかなり上質な感じもあって、ファンが増えているのも分からなくはないです。かつてロシアで人気だった「Гости из Будущего(ゴスチ・イズ・ブドゥシェヴォ:未来からの客)」を彷彿とさせます。

Sandu Ciorba 「Pe cimpoi」

2017.09.13

サンドゥ・チオルバの「ペ・チンポイ(バグバイプで)」です。



この妙な破壊力。クセになりそうです(笑)

サンドゥ・チオルバさんはロマ(ジプシー)系のシンガーだそうです。どことなく「Tunak Tunak Tun(トゥヌク・トゥヌク・トゥン)」でお馴染みのDler Mehndi(ダレル・メヘンディ)さんっぽいですね。動画も似たようなテイストで、何とも言えない味わいがあります。

もうちょいロマっぽいやつも。「Mo, tigane mo(モ・チガーネ・モ)」です。



イントロのフレーズ、「セビリアの理髪師 序曲」や「老人と子供のポルカ」などでよく耳にするヤツですね。この「モ・チガーネ・モ」のタイトルの意味は正確には分かりませんが「チガーネ」はルーマニア語で「ロマ」を指す言葉です。