Same Suki 「VillageAnka」

2018.03.06

サメ・スキの「ヴィレッジアンカ」です。



サウンド的にはДахаБраха(ダハブラハ:ダッカブラッカ)とŻywiołak(ジュヴィオワク)の中間のような感じで、なかなか面白いです。

サメ・スキは2012年に結成された女性5人のグループ。スーカ・ビウゴライスカという11世紀頃に使われた楽器を使用しているのが特色です。動画に出てくるネックの広いヴァイオリン風の楽器がスーカ・ビウゴライスカですが、ビウゴライ(ポーランド南東部にある都市の名前)式スーカという意味だそうです。スーカ(複数形は「Suki(スーキ)」)には英語で言う「Bitch(ビッチ)」という意味があるそうです。楽器としては変わった名前ですが、恐らく日本の「白拍子」っぽい存在があって、そこからの名称ではと思われます。そのあたりを勘案すると、グループ名は「サメ・スキ」ではなく「セイム・スーキ」とすべきかも知れませんが、違っていたらエライ事になるので当分は「サメ・スキ」にしときます(笑)。

今回取り上げた「ヴィレッジアンカ」は2014年の彼女たちのデビュー・アルバム『Nievierne(ニヴェルナ:不実な)』に収録されています。曲調と映像のミスマッチ具合がが気になりますが、ちょっと調べたら映像の方は歌詞を元にしていますね。歌の内容の方は、中島みゆきさんの「遍路」のポーランド版と言った感じでしょうか。ただ、こちらの「ヴィレッジアンカ」の方が身も蓋もない内容だったりします(笑)。この歌詞がトラッドを元にしたものというあたり、ポーランドという国は女性の強い国という感じですね。サメ・スキの作品はいずれもこんな感じの内容の曲が多く、”本人たちは「革新的女性民族音楽」と称しているが、多くのリスナーは「ポルノフォーク」と認識している”という記述がWikipediaにあったりするあたりも面白いです。
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